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古代国家の歩み

聖徳太子の政治

中国の大帝国

6世紀末に隋, 7世紀はじめに唐が中国を統一

唐は法律・支配のしくみを整え, 国力を高める。

聖徳太子の政治

推古天皇の摂政として蘇我馬子と協力。天皇中心の政治を整えようとする。

冠位十二階 才能や功績のある人物を役人とする。

十七条の憲法 役人の心構えを示す。

遣隋使 小野妹子らを派遣。 留学生や僧を同行させる。

大化の改新

中大兄皇子(のちの天智天皇)・中臣鎌足らが蘇我氏をたおし, 政治改革を始める。 公地・公民で土地と人民を国家が直接支配。 権力の集中をめざす。

律令国家の成立と奈良時代の社会

朝鮮

高句麗・百済を滅ぼした新羅が半島を統一。

壬申の乱

天智天皇の没後, 天皇の位をめぐり内乱。 勝利して即位した天武天皇が新しい政治のしくみをつくる。

大宝律令

唐の法律にならい制定される。律令国家の成立。

平城京

現在の奈良県に置かれる。唐の都長安にならう。和同開珎を発行。 地方には,国と郡が置かれ,国司と郡司が政治を行う。

農民の生活

戸籍にもとづき口分田を支給 班田収授法 租・調・庸, 兵役などの重い負担。

墾田永年私財法

口分田が不足し開墾を奨励。私有地増加。

遣唐使

唐の制度や文化を取り入れるために派遣。

平安時代の政治と東アジアの変化

平安京

桓武天皇が政治の立て直しをはかるために都を京都に移す。 坂上田村麻呂が征夷大将軍となり, 蝦夷を平定。

平安初期の仏教

唐の新しい仏教の宗派が日本に伝わる。

天台宗 最澄が比叡山に延暦寺を建てて広める。

真言宗 空海が高野山に金剛峯寺を建てて広める。

摂関政治

藤原氏が摂政・関白の職につき,政治の実権をにぎる。道長・頼通のとき全盛。 多くの荘園を所有。

地方の政治

国司に任されたので, 政治が乱れる。

中国

唐の勢力がおとろえたため, 日本は遣唐使を停止。 唐 が滅び宋が中国を統一。

朝鮮

新羅を滅ぼして, 高麗が半島を統一。

古代の文化

飛鳥文化

聖徳太子の時代。飛鳥地方(奈良盆地南部)を中心とする仏教文化。 中国・西アジア・インドなどの影響を受ける。

天平文化

東大寺の大仏。 聖武天皇の時代を中心に栄える。 遣唐使などがもたらす仏教や唐の文化の影響が強い。 鑑真が来日。

国風文化

遣唐使の停止により生まれた, 日本の風土や生活,日本人の感情に合った文化。 摂関政治のころ栄える。

浄土信仰

念仏を唱え,死後に極楽浄土へ生まれ変わる。

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