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日本のおこり 文明の始まり

人類の出現と進化

人類の出現

直立二足歩行。 道具や火、言葉を使用する

人類の進化 猿人(アウストラロピテクス)→ 原人→新人(クロマニョン人) (現在の人類の直接の祖先)

旧石器時代

石を打ち欠いてつくる打製石器を使用。 狩りや採集で生活する

新石器時代

石をみがいてつくる磨製石器や土器を使用。 農耕や牧畜が始まる。

古代文明と東アジア

文明のおこり

大河流域で農耕・牧畜→生活が安定する→支配者の出現→国家が誕生する

四大文明

エジプト, メソポタミア, インダス, 中国

中国文明

殷:青銅器・甲骨文字を使用。

周:鉄製の兵器・農具の普及。

秦: 始皇帝が中国を統一。 万里の長城を築く。

漢:朝鮮半島北部から中央アジアまで支配。 シルクロード(絹の道)を通じて西方との交流がさかんになる。

朝鮮半島

紀元前後, 北部で高句麗がおこる。

日本のあけぼの

日本列島の旧石器時代

打製石器を使用。 狩りや採集。

縄文時代

約1万年前~紀元前4世紀ごろ。 狩り・採集が中心。

たて穴住居に住む。 縄文土器、土偶、貝塚(ゴミ捨て場)など。

弥生時代

紀元前4世紀~3世紀ごろ。 稲作の広まり。貧富や身分の差。 高床の倉庫(稲の穂を貯蔵)・弥生土器・金属器 (青銅器・鉄器)など。

国々の誕生

小国の分立

紀元前後, 倭 (日本) には100余りの小国。

倭の奴国

1世紀半ば,王が漢(後漢)に使いを送り,皇帝から「漢委(倭)奴国王」と刻まれた金印を授けられる。

邪馬台国

3世紀に女王卑弥呼が魏に使いを送り、 「親魏倭王」の称号と金印を授けられる。

大和政権と古墳文化

古墳の出現

3世紀後半, 大和(奈良県)を中心に強力な勢力が生まれ、大規模な古墳(前方後円墳)がつくられるようになる。

大和政権

近畿地方の有力な豪族による大王を中心とする政権。5世紀には九州から東北地方南部の豪族を従える。

古墳文化

古墳の周りには, はにわ( 人物, 家屋, 馬など)が置かれ, 内部には,銅鏡などの祭りの道具や武器・農具がおさめられる。

東アジアとの交流

中国・朝鮮との交流

中国は南北朝時代。朝鮮半島は高句麗・新羅・百済が対立。 大和政権は百済と結び,高句麗・新羅と戦う。 倭の五王が中国の南朝に使いを送る。

渡来人

朝鮮半島 中国から一族で日本に移り住み、大陸の技術(ため池・須恵器・絹織物)、漢字・儒学・仏教などを伝える。

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